踏み出す勇気をありがとうございました!

皆さま、いつも応援ありがとうございます。

1月は雪不足に悩まされ、予定していた試合全てが延期または中止になってしまいました。待ちに待った初戦が2月1日に行われました。このブログでは1月の練習についてと、初戦2試合を書いていきたいと思います。
少し長いブログになってしまいましたが、お読みいただけたら幸いです。

【練習環境】

試合が相次いで延期になり、当然全国的に雪不足に悩まされておりました。普段練習してきた小海リエックススキー場は比較的気温が低い為、人工雪を降らせ維持する事が出来ます。

それでも、普段とはコース設置位置が異なり、雪不足はここでも深刻な問題でした。
コースのスペックは簡単なコースですが、エアーの導入や新たに取り入れたばかりのターンを自分のものにするには、ちょうど良いコースだったと思います。

特に、アイアンクロスバックフリップとバックフリップ+ミュートグラブは今シーズンから試合でどんどん使っていきたい技だったので、1月中にちょうど良いエア台を作ってくださり維持してくださった小海リエックススキー場ではかなりの練習が出来ました。

八ヶ岳小海リエックススキー場 平均斜度約15度 全長約150m(私の感覚です)

1月10日を過ぎた頃、福島県会津たかつえスキー場に素晴らしいコースが出来たと噂を聞き、練習に向かいました。

そこのコーススペックは全日本選手権やW杯クラスのものでした。
急斜面に作られた全長240mほどあるコースは、今まで基本を練習してきたリエックスと比べ、実戦を想定した練習が十分にできるコースでした。

急斜面に体が適応するのに少し時間がかかりましたが、新しい滑りが実戦でどのくらい使えるのかを試す事ができ、更には急斜面でなければ見つからなかった滑りの荒削りをする事が出来ました。
合計3日間で新しいターンの高速化・効率化の課題を見つけることが出来ました。

会津たかつえスキー場 平均斜度約25度 全長約240m

ようやく初戦が2月1日に行われる事が決まり、私は最後に調整する場所をあえて簡単なコースにしました。
たかつえで得た課題をしっかりものにするには、たかつえより少し簡単なコースで練習した方が精神的な余裕が生まれ、課題に向き合えると考えました。

場所は八千穂高原スキー場という場所です。
とても気温が低く、コブは氷のようにカチコチのコースです。
簡単なコースとはいえ、ごまかしの効かないコースではあります。
凸凹な氷の上でターンをするので、僅かでもエッジングがずれてしまうとツルンッと滑ってしまいコントロールを失います。

ここで、体の中心を感じ全身の力を抜いて、効率の良い動きで滑れるポイントを掴みました。
良いポイントだけを押さえて滑る事ができると、ほとんど力もいらない事がわかりました。

長年、掴みたかった事です。

八ヶ岳八千穂高原スキー場 平均斜度約18度 全長約220m

最後の最後にもう一度エアーのポイントだけ押さえておきたかった私は遠征前日にエアー練習へ行きました。
実は、たかつえでエアーへの進入速度が調整できず、不安要素を作ってしまっていたのです。
ずっと練習してきた慣れた台でもう一度感覚を確認したかったのです。
ポイントを1点に絞り、どんな台でもここさえ押さえていれば大丈夫だ!と自信を取り戻し、翌日北海道へ向かいました。

気温が高く、1月だというのに半袖になってしまいました。。w

【初戦】

札幌も雪不足に悩まされ、この大会も当初1月18・19日に行われる予定だったのですが、延期・再延期の末2月1・2日の開催が決まりました。

開催されましたが、いつもとは大きく違う部分がありました。

そもそもコースが無かったのです。

現地のスタッフ、選手や選手の親御さん総勢50名以上の人が手作業で雪をコースに入れ、エア台の高さを出すために、現地監督は新たにコンテナを200個購入したそうです。
240mの急斜面にモーグルコースを作るには、ただ雪を乗せるだけではありません。モーグルのコブは滑る度に深く掘れて行きます。その為、コースの厚みも必要なのです。
十分な厚みを準備しても、掘れ過ぎてしまえば土が出てきてしまいます。
その為、手作業で水をいれて山肌と接している部分が出てこないように凍らせるのです。

このように、いえ、現地にいなかった私の知らない苦労がもっと沢山あったかと思います。
3週間かけて現地の方々によって作られたコースです。

公式練習のため、スタート台にきて初めてコースを見たとき、
絶対開催するぞ!!という思いが見えました。

手作業でエア第1台作るのだって1時間以上はかかってしまうのに、一つのコースを全て手作業で作ったなんて、ただただ圧巻でした。
この素晴らしいコースで滑らせていただけることに、自然と感謝の気持ちが湧いてきました。

さっぽろばんけいスキー場 平均斜度約27度 全長約240m

【1戦目】

予選3位 決勝3位

1月、十分に練習してきた私はある意味で腹が決まっていました。
新しいターンと、新しいエアーを最初の試合から取り入れていく。
はじめは失敗するかもしれないけど、一歩踏み出さなければずっと同じ場所に留まることになると感じていました。

当日の公式練習で1stエアー2ndエアーとも、アイアンクロスバックフリップをしてみました。
散々練習してきたものと比べ、このジャンプは20%くらいの出来。
ちゃんと着地できるのか?と不安もよぎりますが、もうとっくに腹は決まっていたので本番でトライするにはそれほど精神的に追い込む必要はありませんでした。

予選。1stアイアンクロスバックフリップ 2ndスプレッド(大の字に手足を開く技)

あ・・・。

手前のコブで衝撃を上手く逃がす事が出来ず、とっさに飛べる簡単な技をしてしまいました。。w
このおかげで、ターンを見直す事ができたのです。

決勝では1stでアイアンクロスバックフリップ。

ミドルセクションのターンを高速化・効率化し、2ndでバックフリップ+ミュートグラブを決める事ができました。

終わってみたら、3位でした。

勇気を出して一歩踏み出してみると、とても気持ちがいいですね。
遠くから応援していただいている皆さまにパワーをいただき、勇気を出す事ができました。
大収穫の初戦になりました!

ありがとうございました!

【2戦目】

6位

コース全体が雪不足なので選手が滑る度に土や石が出てきてしまい、都度手作業で雪入れが施されていました。
その為、1戦目が終了したのは日没時間ギリギリでした。
2戦目は急遽、予選無しの全員1本滑って順位を決める事となりました。

私の中で、やる事は何も変わらないと思っていました。
昨日よりも、エアーの精度を上げたい!
そしてスタート。
1stアイアンクロスバックフリップ。思ったよりも着地場所がコブに近い位置。

着地の処理が上手くできず、沢山減点されてしまいました。
迫る2ndエアーを眺めながら、「え?やるの?」「さっきのミスは関係ない!やろ!」ってまるで自分の中の守りたい私と攻めたい私が会話していました。ww

1戦目より順位は下げてしまいましたが、先を見た良い内容の試合が出来たと思います。

まだまだ私は守る位置にはいませんので、この先も攻めていきます。

【カラダ】

4月から取り入れてきた4スタンス理論で、子供の頃のようなカラダの感覚を取り戻しています。
全身のどこにも力みがなく、それでいて芯はちゃんとあるような感覚です。

この北海道のコースはとても難しいコースです。
毎年、1本滑るだけでもカラダへの負担を感じていました。
しかし、今年は3日間滑ってもどこも痛くならず、筋肉痛にもなりませんでした。
更に磨きをかけ、レベルアップしていきます。

最後までお読みいただきありがとうございます。

次の試合は2月7・8日小海リエックスです。

同じカテゴリーの技で精度を上げてトライしてきます。

ありがとうございます。

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